フロンガス対策

2014年11月18日

フロンガス対策
ルームエアコンの冷媒に使用されているHCFCは、1996年1月1日から生産総量規制が始まっている。このためメーカーでは、フロンの排出抑制として環境保護の観点から、自主的な取り組みの一環としてエアパージ方式を従来のフロンガス方式から「真空ポンプ方式」にすることを推奨している。

将来的な地球環境保護の観点からは、冷媒フロンの大気への排出を抑制することが大切である。

 また、現在ルームエアコンに使用しているHCFC冷媒も2020年には廃止が決定されているので、これに代わる新冷媒の開発が急務となり、各メーカーでは新冷媒対応の新冷媒サイクルシステムを搭載した製品が開発されており、一部の製品は1988年1月から発売されている。

維持管理上の注意点
 暖冷房設備は、システムとしての「安全で正常な機能」を維持し、常に「快適な環境」を保持することが必要である。ただし、「正常な機能」、「快適な環境」を維持・保持するためには、機器本体の定期点検・整備、または、故障・修理・補修工事が必要となる。

暖冷房設備機器を定期的に点検設備することにより、安全で正常な機能を維持し、未然に故障の防止ができる。このことは、各種機器の「取り扱い説明書」に基づいたこまめな点検の実施により、機器が長持ちすることをユーザーに啓蒙する必要がある。

保守管理事項
下記の項目は、各設備での基本的な「保守管理事項」である。詳細事項は各機種ごとに異なるので、メーカーの「取り扱い説明書」を確認する必要がある。
ヒートポンプ式エアコン
・吸込み、吹きだし温度差の測定
・フィルタのチェック
・ドレン水の通水チェック
・機器周辺の障害物などの環境チェック
・室外機部分の汚れのチェック
・室内機、室外機の電気絶縁抵抗のチェック
温水暖房設備
・熱源機のチェック
・燃焼状況の確認
・安全装置の作動確認
配管のチェック
・暖房配管内の循環水の点検
・放熱器まわりの配管の漏水点検
電装関係のチェック
・端子台および各部接続状況の点検
・配線の損傷および劣化の確認
暖房運転・能力のチェック

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