パッシブソーラー 続き

2015年5月28日

パッシブソーラー 続き

 エアコン機械の動力をまったく使わずに快適な室内環境を維持するのは難しい面もありますが、これらのシステムが冷暖房の負荷を軽減する一助となるのは確かです。
また、パッシブソーラーだけで十分な効果を得られない場合には補助的に動力を用いることもあり、これをハイブリッドソーラーといいます。
以下にパッシブソーラーの一例を示します。

ダイレクトゲイン
 太陽からの日射熱(ダイレクトゲイン)をコンクリート、タイル、レンガなどの蓄熱体に蓄熱させて放熱によって部屋を暖めます。熱容量の大きい蓄熱体は暖まるのに時間がかかりますが、暖まるとなかなか冷めませんので、熱伝達時間の遅れを利用して夜間の暖房に利用することが可能です。

トロンブウォール
 考え方としてはダイレクトゲインと似ています。窓ガラスの内側にエアコン表面を黒に塗装したコンクリートなどの蓄熱体(トロンブウォール)を設けて、蓄熱体から遅れて出る放射熱で夜間の暖房を行い、さらにガラスと蓄熱体の間で起こる対流を利用して室内に暖房効果を得る方法です。

トロンブウォール
対流→放射→蓄熱体

付設温室
 温室(サンルーム)で集めた熱を室内に取り込む方法です。
付設温室は室外と室内の中間的な領域として利用されることが多く、夏は付設温室内が熱くなり過ぎることもあるので、一般に遮熱、換気、通風などの対策が必要です。

 付設温室
温室で園芸を楽しむこともできます。
放射

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