パッケージ形エアコンのメンテナンス
2015年3月30日
パッケージ形エアコンのメンテナンス
保守管理基準
パッケージ保守管理を管理基準に従って定期的に実施することは機器の劣化を防ぎ、長期間高性能で使用できることである。表10.1にパッケージ形エアコンの管理基準を示す。
圧縮機
密閉形の圧縮機は分解整備ができないので、絶縁を測定し異常なことを確認する。なお、冷媒系統のガスを一部パージして油を抽出し、油のにおいによって内部の劣化を判断する。油が赤色に変色し、においのある場合は、図10.3のように冷媒系統にフィルタドライヤを取り付け、冷媒回路の洗浄をする。
半密閉形圧縮機は4年ごと(または8000時間ごと)にエアコン分解整備をしてメタルの交換、ピストンリングの交換をし、油槽の洗浄および潤滑油の交換をする。
冷媒系統のストレーナの洗浄およびモータの絶縁測定を行う。
絶縁抵抗は1MΩ以上必要である。
凝縮器
水冷凝縮器は冷却水系統の汚れ、腐食が発生するので、水質検査を1年に1回行い、酸性の水の場合は中和し、スケール性の水の場合は電熱管の洗浄をする。
シェルアンドチューブ形のエアコン凝縮器はカバーを開けて管内をブラシ洗浄する。
管コンデンサは薬品を水側に投入して冷却水ポンプを運転し洗浄する。
空冷凝縮器は2年に1回、フィンクリーナを用いて空気側の洗浄をする。
水冷式凝縮器の場合は、シーズンオフ時排水しておかなければならない。
表10.2に冷却水の水質基準を示す。
蒸発器
蒸発器は3年に1回フィンクリーナを用いて空気側の洗浄をする。
洗浄方法を図10.4に示す。











