ゴーヤのカーテン効果で外壁の温度が十一度下がった 続

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2015年11月4日

私の家の狭い空間では、余計に暑さを感じてしまう。エアコン照明のスイッチを切った。すると、窓越しのゴーヤの葉陰に気が付いた。妻が言う。
「こうしてじっくり見ると、涼しげたね。葉っぱは道やご近所からの目隠しにもなるし、いいね」

 太陽が当たった葉陰はうす緑色になって、視覚的な涼しさを与えてくれる。それに火を遮った葉陰は目に優しく、気分がゆったりする。
 ゴーヤは外壁に沿ってかけられた「天然のカーテン」だとつくづく思った。

ベランダにアシタバを植えて、天井を遮熱する

 台所で食事を作っている妻が、私に語り掛けた。
「何となくだけど、ここに立っていると、涼しいような気がするの」
 はっきりしないような妻の言葉だった。窓に面した台所に上は約5平方メートルのベランダだ。土を入れて緑化してある。
物干し竿に洗濯物をつるすと、ベランダの大部分がうまってしまうほどのわずかな面積だ。そのベランダの、植物と土が断熱材となって、台所の天井部分の温度を下げている。
 天井が熱いと不快になる。以前に暮らした鉄筋コンクリートづくりの集合住宅で、こんな経験があった。5階立ての最上階の角部屋だった時だ。真夏の深夜、暑くなって布団から起き上がると、天井付近から熱を感じた。昼間に日を浴びて高温になった屋根が、夜に放熱をしていたのだ。
 建築途中のとき、設計者の佐藤さんはエアコンベランダ緑化の計画を話した。
「ベランダは枠を鉄板でつくります。緑化するために一番底に繊維状のマットを置き、その上に火山礫をいれます。そこまで施工します。」

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