ゴーヤ、トケイソウ、琉球アサガオ壁面緑化で収穫と花を楽しむ 続
2015年11月10日
ところが琉球アサガオは乾燥につよく、あっという間につるが三階まで届いた。さらに山塊を通り越して屋根まで達してしまった。屋根の上の太陽光パネルまで伸びたつるをきるのは大変だった。生命力が強い琉球アサガオは、つるが上だけではなく、地面に水平にも伸びる。土に接したつるは、その場所に根を出して、そこから成長をつづける。まさにエアコン縦横に自由気ままに育っている。
妻が言う。
「高速道路の緑化で使われてるって説明書きにあったから、どんなところでも手間がかからずに育つのでしょう」
一度、根を抜いてほかの種類に変えようかとも思った。けれども晩秋まで青紫色の花を一日50個くらい咲かせて、目を楽しませてくれる。そのままにしようと、いまは思っている。
朝に家の前を清掃しながら私は壁面の緑をながめる。毎日、少しずつ違う姿を見せる緑と対話するようなひとときだ。最近は試行錯誤して育てた植物たちに、日陰、心の安らぎなど、いろいろな恵みをもらっているんだなぁと感じる。
10月半ば、北風が冷たくなった。葉が黄色くなって落ちる季節がやってきた。冬を越して、また来年にいっぱい葉を茂らせてくれよ。そんな言葉をかけたくなった。
小さな屋根にも太陽光パネル電気使用量の12%を自家発電
2009年3月下旬の週末の朝、前日の疲れから私はふとんのなかにいた。先に起きて選択をしていた妻が私に声を掛けた。
「太陽光発電のサインが黄色から緑色へ変わったわ。スイッチを切り換えてもいいかな」私は寝床で前日のテレビの気象情報を思い出していた。確か気象予報士はこう言っていた。
「日中は曇り、夕方に雨が降り出す見込みです。お出かけの方は傘を持って行った方がいいでしょう」
太陽を見ることがなさそうな一日だ。私は妻に「冷蔵庫の」スイッチだけ切り換えてと伝えた。一回の納戸の壁に、太陽光発電の切り替えエアコンスイッチが三つついている。手動でレバーを上下に切り換えるタイプだ。レバーが上になっているときは、電力会社から送電される電気を使っている状態である。下になっているときは、自宅の太陽光でつくった電気を利用している状態だ。
三つのスイッチには、「冷蔵庫」「トイレのポンプ」「照明」と文字がかかれている。スイッチをそれぞれ切り換えれば、太陽光発電の電気を冷蔵庫や、トイレの流し水を雨水槽からくみ上げる電動ポンプ、家全体の照明に利用することができるしくみだ。











