オール電化 IHクッキングヒーターの基本構造
2014年6月13日
オール電化 IHクッキングヒーターの基本構造
IHクッキングヒーターの加熱の仕組み
基本的な原理・構造はIH[ジャー炊飯器と同様に電磁誘導加熱を利用した調理機器である。IHとはInduction Heating(インダクション・ヒーティング)の略で「電磁誘導加熱」を指す。エアコン
熱源にはIHヒーター(IH加熱できるコンロ)だけでなく、ラジエントヒーターを採用したものが主流である。最近では、トッププレートにある3つの熱源すべてがIHヒーターになっているタイプもある。
設置する方法によって、コンロ置台に乗せる「据え置きタイプ」とシステムキッチンに組み込む「ビルトインタイプ」の2種類に大別できる
IHクッキングヒーターの加熱の仕組み
トッププレートの下に設けた渦巻き状の磁力発生コイル(誘導加熱コイル)に約20~50kHzの高周波電流を流すと磁力が発生する。磁力はプレートの鍋底を通過する際に渦電流を発生させ、鍋の電気抵抗によって発熱する。鍋自体が発熱するので、ガス調理機に比べ効率が良い。
主な構造
トッププレート:調理時に鍋やフライパンを載せる部分。フラットな一枚ガラスになっており、ガラスには耐熱性や耐久性の高い硬質セラミックガラスが採用されているので、割れる心配はない。
加熱コイル(IHヒーター):直径0.3~0.5㎜程度の銅線を24~50本寄り合わせたコイルを渦巻き状にしたもの。鍋の加熱むらを防ぐため、中央側と外側にコイルを2分割りして温度むらを軽減させたタイプもある。
温度センサー:鍋の温度を検出するためのセンサー。設定温度通りに鍋が加熱されているかをチェックする。一般的に、サーミスターを採用し、コイルの中央、コイルとコイルの間などに2~4個程度設置している。
噴流板:加熱コイルに満遍なく風を当てて効率的に冷却する。
ラジエントヒーター:ニクロム線を発光、発熱させて鍋を加熱する調理用ヒーター。最大火力は1200~1250W程度と、IHヒーターで使用できない鍋も使用できる。
操作部:各熱源のオン・オフや加熱調整、タイマー機能などの各種機能の操作を行うトッププレートに操作部を設けたタイプもある。
冷却ファン:電気回路やコイル自体が発熱することによる本体内部の温度上昇を防ぐため、ファンで本体内を冷却している。また、使用後にも一定時間作動させ、高熱になったトッププレートを冷却する役割もある。
上ヒーター・下ヒーター:グリル部のヒーターは上下2か所にあり、主にシーズヒーターなどが採用されている。
火力は上下ヒーター併せて、1200~2000W。上ヒーターにフラットヒーターを採用しているタイプもある。
グリル専用ファン:グリルで発生した煙を、強制的に外に排出するために設置されたファン。従来グリルで発生した煙は、加熱による上昇気流や本体内を冷却する冷却風を利用して排気した。最近では、食材やグリルの壁への煙やにおいの付着をより低減させるためで、グリル専用のファンを設置してグリル内の煙を強制的に排気するタイプが主流になりつつある。
触媒:グリルに脱臭機能が搭載されたタイプは、調理中に発生した煙やにおいを触媒で水と二酸化炭素に分解(酸化分解)する。触媒には主に、パラジウム触媒やプラチナ触媒が用いられている。











