エアコンQ&A
2014年9月28日
エアコンQ&A
改正省エネ法の最も大きなポイントはトップランナー方式と呼ばれる考え方の導入です(トップランナー方式については後ほど詳しく説明しますので参照してください。)さらにこの改正「省エネ法」では、ある程度以上大きな工場では電気や燃料などのエネルギーを無駄なく効率的に使うために計画を作り、提出することを義務付けました。そしてこれを怠ると社名を公表したり罰金を科することもできるようになりました。さらに太陽光や風力などの自然エネルギーを利用することもすすめています。
京都会議の際、日本は二酸化炭素などの温室効果ガスを2008年から2012年までに1990年に比べて6%削減すること(米国7%、EU8%、その他全体で5%)を約束していますが、二酸化炭素の2000年度の排出量は1990年に比べ約1割も増加しております。したがって、今後、省エネへの取り組みがますます必要になってくるといえるでしょう。
トップランナー方式ってどのようなものですか?
トップランナー方式は、「エアコン等の電気製品の省エネルギーの基準や自動車の燃料の基準を、現時点で発売されている商品の中でエネルギー消費効率が最も優れている機器以上にする」という考え方らか生まれました。たとえばエアコンの場合、同じだけ冷房したり暖房するのに必要な電力が少ないものほど効率がよく優れていることになるので、現在商品化されているエアコンのうち、最も効率の良いものに追いつき追い越せということになり、これが守れないメーカーなどには国が性能の向上を図るように勧告したり、この勧告に従わなかった場合には社名を公表したり、勧告にしたがうように命令することができます。
小売店ではエアコンと一緒に期間電気代を表記している場合が多く、たとえ本体価格が安くても、効率が悪いものは電気代が高くなるため、このようなエアコンは敬遠されがちになります。するとメーカー側は国からの勧告に従うまでもなく、期間電気代が少しでも安くなるように、以前より積極的に効率の良いエアコンを開発するようになりました。
もう少し詳しく説明すると、たとえばエアコンの場合には、壁にかけるタイプやエアコンからの空気をダクトと呼ばれる管を使って各部屋に送るタイプ、さらに室外機が1台なのに室内機が何台もあるマルチタイプ等、いくつかのタイプがあります。また壁にかけるタイプの物でも、6畳用の物や10畳用のもの等、部屋の広さに合わせていくつもの大きさがあります。省エネ法ではこれらタイプや大きさの違いによって区分し、それぞれの区分ごとに目標となる基準の数値を設けています。また目標達成までに必要な期間を見込み、目標年度を定めています。2003年時点の目標年度は壁掛けタイプで冷房でもできるエアコンの場合には2004年冷凍年度になっています。なお冷凍年度とはエアコン独特の年度の決め方で、10月に始まり翌年の9月に終わります。
エアコンメーカーの中でもさまざまなタイプや大きさのエアコンを造っているので、目標年度で目標基準値を達成しているかどうかを判断する際には区分ごとに加重調和平均と呼ばれる方法で平均して判断しているようです。











