エアコン豆知識34

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2019年5月2日

エアコンのちょっとしたトラブルの解消方法をご紹介します!

 

故障と思ってメーカーに診断、修理を依頼すると「出張診断費」や「手直し費」で思ってた以上にお金がかかってしまいます。
すぐにメーカーに依頼をせず、まずご自身で症状を確認し、本当に故障なのかを確認することをお勧めいたします。

 

《エアコンからポコポコ音がする》

 

これは換気扇を運転しているときなどに、室内と室外の気圧のバランスが崩れて起こる音です。

 

マンションなどの高い階や気密性の高い家ほど起こりやすい現象で、故障ではない可能性が高いです。
確認方法として、ポコポコ音がしているときにベランダの窓を開けてみて下さい。
その後、ポコポコ音が聞こえなくなったらエアコンの故障ではありません。

 

解決策として「エアカットバルブ」をドレンホースに取り付けることで解消されます。
頼まれるお店によって料金が異なりますが、大体3~5,000円前後ぐらいです。

 

《エアコンの電源が入らない》

 

エアコンの電源プラグは根本まで差し込まれてますか?
差し込まれている場合でもプラグを一度抜いて再度差し込むと症状が改善されることがあります。

 

また、エアコンは専用コンセントになるので他の家電製品が動いても、エアコン用のブレーカーだけが落ちている場合があるのでブレーカー(配電盤)を確認してみて下さい。

 

《エアコンが冷えない・暖まらない》

 

エアコンの効きが弱い・・・

 

エアコンのフィルターに汚れ(ホコリ)が付着していませんか?
フィルターが根詰まりすると通気性が悪くなり、効きが弱くなります。室外機の裏側も確認するようにしましょう。

 

《風はでるけど完全に冷えない(暖まらない)》

 

これはエアコン内のガスが漏れている可能性が高いです。エアコンを取り付けてすぐの場合は施工ミスの原因が考えられるので、工事してもらったところに頼んで来てもらいましょう。

 

《エアコン室外機からの水漏れは故障?》

 

暖房運転時に室外機から水がでるのは正常です。

 

冷房時運転時は室内機が室温より冷えるので熱交換器が結露してドレンホースから水が出るのですが、暖房運転時は逆に室外機が外気温より冷えるので熱交換器が結露して室外機下部から水が出ます。

 

また、エアコンを取り付けてから数年経過していて、室内機本体から水漏れする場合はドレンホースが詰まっている可能性が高いです。昆虫や汚れがホースに詰まるっていないか確認してみましょう!!! 

 

《リモコンでエアコンが動かない!!!》

 

リモコンでエアコンが動作しない場合、「リモコン」か「エアコン」どちらかに原因があります。

 

まずリモコンの電池を確認しましょう。リモコンの見た目が正常でも電池が弱いとエアコンが反応しないことがあります。
電池を入れ替えてもダメな時は、電気店であればリモコン試験テスターを持っていますので、リモコンを電気店に持参テストをお試し下さい。

 

リモコンが正常と確認された上で、やはりエアコンが動かない場合はエアコン本体のリモコンの信号をキャッチする「本体受光部」が故障している可能性があります。この場合は修理が必要になるので購入店にご相談下さい。

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