エアコンの運転調整
2015年3月11日
エアコンの運転調整
空冷式エアコンの据え付け工事では、冷媒配管工事が終わったら、運転に入る前の作業として、真空引きからガスチャージまでの作業がある。特に真空引き(エアパージ)を十分に行わないと、高圧の上昇や圧縮機の故障の原因になる。
真空引き作業
冷媒系統内の水分除去および乾燥には、真空ポンプで系統内を真空にするのが最も良い方法である。圧縮機の交換などを行ったときも同様にする。小型の機種では、8・3節のエアパージによる方法もある。
真空ポンプを長時間運転しても高度の真空が得られない場合は、冷媒系統や真空ポンプとの連絡管の漏れ、真空ポンプの性能低下などがあるので、原因を取り除いてから行う。
真空引きの手順
①サービスバルブとゲージマニホルド、真空ポンプを図8・1のように接続する。
②サービスバルブを図8・2(a)または(b)のように操作する。
ゲージマニホルドのハンドルを両方とも全開にする。
④真空ポンプを運転し、真空74~75㎝Hg以上を確保する。
圧縮機を交換したり、水分が系統内に入った場合は、さらに真空引きを2時間以上行うこと。
⑤ゲージマニホルドのハンドルを閉じてから真空ポンプを停止する。
⑥ガスチャージを行う。
ガス再封入法(規定量チャージ)
冷媒系統を大気中に開放し、真紅ポンプで系統内を真空にした場合のチャージ法であり、高血圧から液冷媒でチャージする。
手順
①冷媒ボンベ上向きでボンベのバルブを開き、チューブ内のエアパージを行う。
②冷媒ボンベを逆さにし、ゲージマニホルドの高圧側ハンドルを開き、規定量の冷媒をチャージする。もし、規定量チャージできない場合は、冷房運転しながら低圧側からガスガス状(ボンベはバルブが上側になるように立てること)で不足分をチャージする。
③ゲージマニホルドを取り外し、サービスバルブのシールキャップを強く締め付ける。
④リークテストを行う。











