インバータの他にエアコンの効率を良くしたものには何がありますか
2014年9月21日
インバータの他にエアコンの効率を良くしたものには何がありますか
インバータを使うことでエアコンの効率が良くなるということは本文中で説明しました。メーカーではこの他にいくつもの方法を使って効率良くしようとしています。今ではかなり細かいところまでいろいろ工夫しているので、残念ながらすべてを説明することはできません。ここでは熱交換器の伝熱面積について説明します。
熱交換器で空気に熱を伝えられる部分の面積を伝熱面積と呼びます。この伝熱面積を2倍にすると空気に伝わる熱の量も普通は2倍ぐらいになります。伝熱面積を2倍にしても、伝える熱の量が今迄通りの場合には、空気と熱交換器の温度の差を半分くらいにすることができます。例えば冷房の際、今まで空気の温度が25℃で熱交換器の温度が5℃とすると、その差が20℃でしたが、伝熱面積を2倍にした場合、同じ量の熱を空気に伝える際の温度の差は半分の10℃ぐらいで済みます。空気の温度が25℃のままだとすると、熱交換器の温度を15℃にすればよいことになります。
冷房のときに熱交換器の温度を高くできれば、熱を持ち上げる温度の差が小さくなるので、エアコンの効率を良くすることができます。
実際には、最近のエアコンは10年ほど前のエアコンに比べて、室内機の熱交換器の伝熱面積が2倍くらいになっています。したがって冷房時の熱交換器の温度を以前よりも高くでき、室内機と室外機、それぞれの熱交換器との温度差も小さくできるようになったため効率が良くなりました。
本文中では、部分負荷のときにインバータでモーターの回転数を低くすることにより、室内機の熱交換器の温度が上がるため除湿しづらくなったと説明しました。このことと同じように熱交換器の伝熱面積が大きくなった場合でも室内機の熱交換器の温度が上がるので、エアコンで除湿しづらくなってきました。
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