インクジェットプリンターの性能
2014年5月25日
インクジェットプリンターの性能
色表現の方法
インクジェット方式はカラー印刷が基本で、その場合の色表現は通常の印刷と原理的には同じ。
インクジェット方式の場合は3原色であるCy(シアン=青緑)、Mg(マゼンタ=赤紫)、Ye(イエロー=黄)と、これら3色の重なりでは表現しづらい黒色のインクを使用し、用紙に噴射するインク粒子の割合を変えて、複雑な色表現を行っている。さらに高性能の機種では、諧調表現で色の表現が難しい部分をカバーするため、低濃度の「シアン」や「マゼンタ」のインクや、画像印刷用の「フォトブラック」などを加え、5~8色のインクの組み合わせで、より高画質化を図っている。 インクジェットプリンターで印刷した印刷物は、日数がたつとインクが化学反応を起こし、色あせする。また、濡らすとにじむこともある。ただし最近は、色あせしにくいインクなども発売されている。エアコン
諧調表現
デジタルスチルカメラなどの映像系では連続諧調表現を行っていくが、プリンターの場合は階段状に映像の明暗を表現するようになっている。このような諧調では、3原色それぞれで256諧調を持っているので、約1677万色のフルカラー表現ができる。インクジェット方式プリンターでは、各色インクを噴射するドットの密度で、この諧調を表現している。
解像度
プリンターの印刷能力を示す解像度は、1インチ(2.54㎝)の幅にどれだけの数のドットを描けるかを表しており、単位としてdpi(ドット・パー・インチ)またはppi(ピクセル・パーインチ)を用いる。インクジェット方式プリンターでは、5760dpiといった表記があるが、これは「1インチに5760ドットを並べて印刷できる」ことになり、それだけ高密度で高精細な印刷が可能、ということになる。ただし、これは理論上の数値であり、インクジェット方式では、一つの点に混色するだけでは約1677万色のフルカラー表現ができず、一定の範囲内に各色のインクを噴出して諧調表現に合わせた色表現を実現している。そのため、印刷上の解像度としては一般的に「最高解像度の1/3~1/4程度」ということになる。例えば、1440dpiのプリンターであれば、最高画質を得るには「360dpi」程度に設定することになる。











