よく冷えない2

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2015年1月14日

◆R407C、R410Aのチャージ方法の要点を以下に示す。
・混合冷媒なので、ガス漏れによる能力低下の場合は、冷媒を全量回収して規定量チャージするのがよい(追加チャージの場合、ガス漏れの程度により元通りの能力がでない場合がある。)
・全量チャージは液冷媒で行う。
・少量追加チャージは、50g程度入れ、ある程度の時間をおき、エアコンのようすを見ながら繰り返し行う(一度入れると圧縮機が破損するので注意する)。
・ボンベのサイホン管の有無を確認して、行う。
<注意事項>
以下の器具については、R22、R407C、R410Aとの相互性がないので流用はできない。
・ゲージマニホールド(耐圧基準・冷媒・冷凍機油が異なる)
・チャージホース(同上)

◆電子制御弁不良・・・制御弁の動作確認(冷房運転にて)
・熱交換器入口温度(電子制御弁以後の位置)と熱交換器の中間温度が10℃前後であれば、冷媒・制御弁ともにほぼ良好と考えて良い。
・熱交換器入口温度が2℃以下、熱交換器の中間温度が15℃以上の運転が続き、過冷却度がある場合、制御弁の詰まりである。
・エアコン電源をいったん切り、再度電源を入れた1分後に制御弁のコネクタを抜き、運転して②の状態が続けば制御弁は作動していない。
・テスタで、電圧と抵抗を測定する。
・四方弁不良・・・8・6節参照
・コンプレッサ不良・・・高圧圧力が低く、低圧圧力が高い場合→圧縮機不良

◆混合冷媒について◆
・2種類以上の冷媒を混合した場合、各々の蒸発温度が異なる冷媒を非共沸混合冷媒という。
・混合冷媒の場合、ガスの状態でチャージすると蒸発しやすい冷媒が先に入り、ボンベには蒸発しにくい冷媒が残る。機器のガス漏れは、これと同じ状態になる。

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