どうして涼しく感じるのだろう?続

2015年9月27日

この体験温度実験を行うために、金属と木、布のように異なる素材を用意します。
今回は身近にあった鉄でできた牛の置物と絹のエアコン座布団を使うことにします。

参加者に、それぞれを触って体感温度を比べてもらいます。すると、鉄でできた牛の方が冷たく感じます。
実際の市民学校の場で、感じた温度差を聞いてみると、一℃から二度の温度差を感じた人は一名、三℃から四℃の差を感じた人が七名、五℃から六℃の差を感じた人は五名いました。温度差の感じ方は人それぞれですが、みんな温度差を感じています。

 それでは実際に温度を測ってみましょう。
測定するのは放射温度計という測定装置です。この装置は物に触れずに表面温度を測定できる優れものです。測定結果を読み上げてもらいます。
・・え!同じ?」

熱の移動スピードがエアコン体感温度を決める
この実験で、大変重要なことが分かります。それは、「体感温度」と「実際の温度」とはイコールではないということです。
それでは体感温度を左右していたものは何でしょうか?

人の体温は36℃、鉄でできた牛は21℃でした。鉄に触れると、人の体から鉄に向かって熱が移動します。

<  一覧へ戻る