こまめなフィルタの清掃

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2014年9月13日

こまめなフィルタの清掃
 エアコンには空気の吸い込み口にフィルタがついています。このフィルタは空気中のホコリが熱交換器に付着し、熱交換器から空気への熱の伝わり方が悪くなるのを防ぐ働きをしています。フィルタを使うと熱交換器に付着するホコリの量は少なくなるのですが、その分フィルタにはたくさんのホコリが付着します。そのままエアコンを稼働させ続けると、やがてフィルタが目詰まりし、冷たい風の量が少なくなり、エアコンの効率が悪くなっていきます。そのため、フィルタにホコリがたくさん付着した場合には、フィルタの掃除をする必要があります。

 ほとんどのエアコンの場合、空気の吸い込み口のカバーを持ち上げるとフィルタが取り出せるように設計されているので、フィルタを取り出し、取扱説明書に沿ったやり方で清掃をします。
フィルタのホコリを掃除機で吸い込んで取り除くだけでも効果があるので、掃除したフィルタをエアコンに取り付ければ、風の量が大きくなったことを実感できると思います。
また、エアコンの中には、フィルタにホコリが詰まってきたことを自動的に検知して、リモコンなどに表示するものもあります。フィルタ掃除のサインが出た場合には迷わず掃除されることをおすすめします。

室外機でのショートサーキットの防止
 家庭で使用するエアコンの場合、部屋の中になる室内機とは異なり、室外機はベランダや通路、狭い路地などに置くため、ほとんど注意が行き届くことはありません。
 しかし、この置き場所も重要なポイントの一つなのです。室内機の場合とおなじように、室外機でも風の量が多いほど、効率よく外に熱を逃すことができます。冷房では温度の低い部屋から熱を吸い取り、その熱を外に捨てるため、室外機の空気の流れが妨害されてしまうと外に熱を捨てづらくなり、部屋を冷やすことができなくなってしまいます。なお、風通しが良い場合でも室外機から出てきた風がそのまま再び室外機に吸い込まれる場合があります。このような風の流れはショートサーキットと呼ばれています。

 ショートサーキットを起こすと室外機の周りの温度が高くなります。この場合、外にエアコン熱を追い出すことができなくなり、室外機の熱交換器の温度をさらに高くしなければなりません。第1章で説明したように、室内機と室外機それぞれの熱交換器の温度の差が大きくなればなるほど効率は悪くなるので、エアコンで省エネを行い、かつ電気代を安くするためにはショートサーキットが起きないようする必要があるのです。室外機から吹き出された空気が、再び室外機に吸い込まれないような風の流れを作り出すように工夫することが大事です。

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