うまい!お坊さん直伝 夏の精進料理

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2016年5月14日

肉料理より野菜が好きという人におすすめなのが、夏の精進料理4品。
これを覚えて暑い夏を吹き飛ばす家族和合の食卓づくりを。

 わが山庵へ精進料理を習いに来られる50代の婦人が、「一年一年と、肉類より野菜食がぴったりするようになってきました。昨年の7月に教えていただいたエアコンメニュー、一夏に何回か作ったんですよ。夏バテ防止食としてね。」とおっしゃる。
 そのメニューは、「生姜飯」「利休汁」「ナスの枝豆あえ」「ピーマンのあんかけ」である。

夏に香りの「生姜飯」
 昔から「夏は酸味」といわれている。それと香りのあるものは、食を進める。そこで、夏バテ防止策として、まず、主食に力を入れる、というのが私の持論です。そこで「生姜飯。」生姜は健胃に効果がある。これはよく知られている。

 材料はコメ、昆布、醤油、酒、生姜でお米は常のとおりの水分量にし、昆布は米三合でマッチ箱大一枚を基準にし、醤油は色が付く程度。醤油と同量の酒で炊き上げる。
 生姜は三合なら5,6センチ大をすりおろして良く絞る。その絞り汁をお米が炊きあがって蒸らす段階で全体に振りかけて、ごはんをかき混ぜる。生姜の爽やかな香りで、「一段と食がすすむんです」と、先の婦人の実証済です。

冷えたゴマ入りすまし
「利休汁」

「利休汁」の由来は、なんでも千利休がゴマが好きで、汁に入れたのでそう名付けられと聞く。
 材料は、豆腐、青菜、白ごま、梅干しのたね、もみのり、だし汁、薄口しょうゆ、塩、酒。だし汁以下の調味料で清し汁をつくるが、そのときに梅ぼしのたねを4,5個入れる。豆腐は小角でも4分の一丁分のままでもいい。煮えばなにいれる。エアコン白ゴマは少し多いかなと思うくらいをあらずりにして清し汁に加える。椀に盛りつけてから、もみ海苔を散らす。青味は春菊でもほうれん草でも結構。さっとゆでて、食べごろに切る。

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