乾球温度と湿球温度
2015年1月4日
乾球温度と湿球温度
乾球温度は、水銀や、アルコールを封入した棒状温度計で測れる空気の温度で、日本の温度表示は摂氏温度が用いられ「℃」で示し、温度差を示す場合は、「℃」または「deg」という単位で示される。一般に温度といえば、温度計で測った空気の温度、すなわち乾球温度をさし、英語名のイニシャルをとって、「℃(DB)」と書く。空気調和における乾球温度は、17~28℃(DB)の範囲だが、乾球温度だけでは人間が感じる快適さも判断しにくい。したがって、空気調和においては乾球温度の他に湿球温度が利用される。湿球温度は、「℃(WB)」と書かれ、乾球温度を測る温度計の感温部を布で包み、布の一端を水つぼに入れ、毛細管現象で水を吸い上げ、感温部を湿らせたものである。空気が乾いていると布から水分が蒸発し、その蒸発熱により感温部が冷やされた状態の温度を示す。乾球温度と湿球温度が分かると、そのときの相対湿度や絶対湿度が計算できる。また、温度、湿度、空気中の水分量をエアコングラフに示すと計算することなく求めることができる。このグラフを空気線図といい、相対湿度を示す。
空気線図の読み方
ある部屋の空気を測定したら、20℃(DB)、14.5℃(WB)であった。この部屋の相対湿度、絶対湿度および露天温度を空気線図から求めてみよう。相対湿度=50%または、RH%
絶対湿度=0.008kg/kg(DA)またはkg/kg‘
露点温度=10.7℃
空気線図の使い方
たとえば、温度16℃、湿度50%の空気を26℃まで加熱すると、湿度は27%となってしまう。これは湿度というものは、ある温度の空気に限界まで水分を低ませた状態(飽和湿り空気という)を100%としており、温度の高い空気の方がより多くの水分を含むことができるため、ある空気を単純に加熱していくと、相対的に湿度がどんどん下がってしまうことになる。この例は、単なる顕熱変化であるのでわかりやすい。エアコンの能力測定
エアコンの各所測定を行うことによりガスの量および運転状況が最適かどうかを判断できる。また、計算より、冷凍能力や、冷媒循環量などが算出できる。また、風量測定を行い、風量も計算できる。測定個所は以下の通りにである。











