暖房の設定温度
2021年12月9日
設定温度を何℃にしたら、快適にすごせるのか?
省エネのために夏の冷房温度を26~28℃にしましょうという呼びかけが行われているのはご存知でしょうか?ご存知の方は、夏の冷房の目安が26~28℃くらいだと思っている人は多いでしょう。
そして、普段聞きなれない冬の暖房の適温がどれくらいなのかイメージしにくい人は多いのでは・・・。私たちがお勧めする冬の暖房温度設定は、おおよそ20℃前後が目安であることをおススメします!
なぜなら、エアコンの設定温度を1℃ゆるくすると、おおよそ10%電気代を節約になると言われています。
年間10%で考えるとそれなりの節約額になります。節約をしたい人は設定温度を見直してみましょう。
快適な温度とは??
毎日多くの人が集まる施設などでは、暖房は少し暖かく、冷房は少し涼しく設定されています。暖房は22℃、冷房は26℃程度に設定されている所が多いようです。
しかし、エアコンの温度設定を適温にしたけど、、まだ寒い!と感じる方もいらっしゃると思います。それにはいくつかの原因があると考えられます。エアコンで設定した温度と、実際の室温は異なります。設定温度はあくまで目標の温度です。必ずしもそのとおりの温度になるという事ではありません。エアコンは設定を目標にして運転しているけど、実際にはその目標にならない事もあります。
それは暖房の暖気が外に逃げていってしまったりするからです。たとえどんなに暖房を出していても、その一部は外に逃げてしまっています。逃げ道をきちんとふさいでいないとエアコンの効きが悪くなってしまうのです。
人が暖かい・涼しいと感じる要因は温度だけではありません。たとえ同じ温度だとしても、湿度がどれくらいか、風の当たり具合によって温度の感じ方は変わってきます。
エアコンの電気代が気になる方は、ひと月の電気代の内エアコンでいくら使っているのかを知る事がまず大事です。そして、データを取りながらどのくらい節約出来たのか分かれば、夏と冬のエアコンを何度に設定していけばよいかコツがわかってきますよ!