エアコンの除湿について

d9a11a92b519a59d3a0cac9177a3173c_s

2016年7月25日

除湿(ドライ)運転は、空気中の水分(湿度)を調整する機能です。空気が含むことができる水分の量は温度によって変化し、高温の空気ほど多い水分を含む事ができます。夏時季に湿度が高くなるのはこの現象為です。

除湿機能はこの性質を利用しています。熱交換器で急に冷やされた空気は、その温度の低下によって含んでいた水分を放出し、これが熱交換器の表面にひっついて結露した状態になります。
冬時季に屋外に面しているガラスが曇ったり、結露するのと同じ事です。そうして、空気中から水分を取り出してドレンホースで屋外に放出することで、お部屋の湿度を減らす事が除湿機能です。

そしてエアコンで冷房運転をすると、お部屋の空気の温度が下がるので空気中の水分(湿度)も自動的に下がります。つまり、除湿をしている事になります。
エアコンに付いている除湿機能の基本は「弱い冷房運転です」。普通の冷房運転は、お部屋の温度を設定温度まで下げる為の冷房運転を行っていますが、自動的に除湿もしています。
除湿運転は温度ではなく、除湿の為に湿度を目標の値まで下げるための「弱い冷房運転」をしている状態なのです。

湿度と体感温度に関係性があり気温が30度近くであっても、湿度が50%位なら、そんなに不快には感じないらしいです。また、除湿運転の場合、基本的にコンプレッサーの回転が低回転に保たれ、温度設定が可能な場合、設定温度付近ではコンプレッサーを停止させるので通常の冷房運転に比べて消費電力も低っかったのですが、最近のエアコンは性能がものすごく上がったので・・・家庭用のエアコンは気にする程の消費電力差はないのでわないかと思います。

エアコン取付工事、移設工事、エアコン洗浄(エアコンクリーニング)など、福岡市及び福岡周辺のエアコン工事の事なら
エアコンアシスト福岡にお気軽にお問い合わせ下さい!!

<  一覧へ戻る