エアコン豆知識38

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2019年6月24日

エアコン掃除のスプレーを使ったことはありますか?エアコン掃除を実際にするのは大変ですし、業者にお願いすると1万円くらいしますので、簡単に買えて、安くて、かけるだけで使いやすいエアコン掃除のスプレーは助かりますよね。しかし、このエアコン 掃除 スプレー、プロの掃除の業者さんはあまりすすめていないことご存知でしたか?それで今回は、エアコン掃除スプレーの問題点を6つご紹介します。

 

便利なエアコン掃除スプレーですが、使い方に注意しないとかえって汚れがたまることになります。しっかり読んで使うかどうか考える材料にしてくださいね。

 

《その1:洗浄成分が内部に残ってしまう》

 

エアコン掃除スプレーは、スプレーするだけで、その後水洗いをする必要もなく、雑巾でふき取ったりする必要もありません。しかも、エアコン掃除薬剤がスプレーで、強く噴射されるので、表面だけでなく内部まで薬剤が入り込んでくれます。それがとても便利なところなのですが、実は洗い流さないために、洗浄成分がエアコン内部に残ってしまうという欠点があるのです。

少し値段が高いエアコン 掃除 スプレーは、リンス用スプレーが付いていることがあります。それならしっかり洗い流せますので、安心して使うことができるでしょう。

 

《その2:カビが繁殖しやすくなる》

 

エアコン掃除スプレーの洗浄成分が内部に残ってしまうと、それがカビの温床となってしまいます。エアコン掃除スプレーにはカビを防止する成分が入っているので、本来はその後のカビの発生を抑えてくれるはずなのですが、洗浄成分が残っていると、カビが余計に生えてしまうことになるのです。エアコン内部にカビが生えると、エアコンを使うごとにカビをまき散らす結果になります。健康を損ねる原因になりますので注意が必要です。

 

《その3:汚れが固まってしまう》

 

エアコン掃除スプレーの洗浄成分が内部に残ってしまうことが原因で、さらにデメリットが生じます。それはその洗浄成分の部分に、汚れやほこりが付着してしまい、それが固いかたまりとなって残ってしまうことがあるのです。そうなると、プロでも落とすのが難しいような、頑固な汚れになってしまいます。それは故障の原因ともなります。エアコン掃除スプレーで安くあげようとして、故障してしまったらかえって損ですよね。

特に古いエアコンは、冷却フィンに汚れがこびりついていますので、エアコン掃除スプレーの噴射力では歯が立たず、必ず奥に残ってしまいます。そのような古いエアコンや、しばらく掃除していないエアコンは、エアコン掃除スプレーを使わずに、業者さんにお願いするほうがよいでしょう。

 

《その4:換気をしないと気持ちが悪くなる》

 

エアコン掃除スプレーはの危険な点は、締め切った状態でスプレーすると気分が悪くなることがあります。それで、晴れた日に換気を行いながら使う必要があります。

 

《その5:ビニールなどで養生しなければならない》

 

エアコン掃除スプレーは意外と飛び散ることがあります。それで薬剤が、エアコンのそばの壁紙や、ブラインドやカーテンに付いてしまうと、色が落ちたり、変色したり、しみとして残ってしまうこともあります。それでビニールなどを養生テープで貼り付けて、エアコン掃除スプレーがかからないようにする必要があります。

 

《その6:目に入らないように注意しなくてはならない》

 

 

エアコン掃除スプレーは飛び散りやすいことで、目に入る可能性も十分あります。エアコン掃除スプレーは、強力な洗浄成分と、カビ防止剤など、人体に悪影響の成分がたくさん含まれています。それで目に入ったら危険ですので、ゴーグルをしたりして絶対に入らないように気をつけましょう。万が一入った場合は、流水で15分ほど流し、眼科医の診察を受けましょう。

 

またお子さんのいるご家庭は、子どもの手の届かないところで保管しましょう。

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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