エアコン豆知識21

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2019年2月2日

工事が不要で、室外機と室内機が一緒になっており、設置までの総コスト約3万円程度に抑えらせる窓用エアコンをご存知ですか!?窓用エアコンについて、初めて聞いた方が多いと思います。今回は窓用エアコンの特徴と注意点、能力、気になる電気代を紹介します!

 

⚫窓用エアコンの特徴と能力

 

⒈一般的な分離型エアコンとの違い

 

窓用エアコンと分離型エアコンの違いは、室外機がないことです。その代わりに本体を窓にはめ込むように設置し、この1台で室内機と室外機両方の役割を果たしています。

 

⒉設置方法や費用は?

 

窓用エアコンの設置方法は簡単で、窓を開けて、外枠を取り付け、その中に窓用エアコンを取り付けるだけです。外枠は製品に付属しています。従って、工事費はかかりません。工事費用よりも窓用エアコンを購入する方が安価かも知れません。但し取り付けは簡単でも、ラクではありません。それは窓用エアコンは21kg前後と、大変重たいためです。1人での取り付けが困難な場合があるでしょう。

 

⒊冷房能力に不足はないのか?

 

窓用エアコンの冷房能力は、50Hz地域で4.5~7畳、60Hz地域で5~8畳程度の部屋を冷やす能力となっています。あまり広くない部屋向けの製品となっています。

 

⒋暖房機能はついているのか?

 

窓用エアコンは冷房専用の商品が多いですが、冷暖房可能の商品を発売しているメーカーもあります。

 

⒌気になる電気代は?

 

窓用エアコンの消費電力は分離型エアコンの1.5倍となっていますので注意が必要です。

 

⒍換気機能がついている機種もあります

 

分離型エアコンは原理上、外気と部屋の空気は接触しません窓用エアコンも冷暖房の原理は同様ですが、本体に換気用の開閉可能な穴を設けている製品があり、この場合は換気できます。

 

⚫窓用エアコンはこのような方におすすめ!

 

前途したように、通常のエアコンと異なる特徴と能力を持っています。電気代や、冷暖房能力などの面から、初期費用が安いからと言って全ての方におすすめ出来る商品ではありません。

ではどのような方に適しているのか?どのような方にオススメなのか検討してみました。

 

⒈賃貸にお住まいの方

 

⒉お部屋が少なく、狭い方

 

⒊初期費用を節約したい方にオススメです!

 

最後に4つの注意点!!

初期費用面などにメリットがある窓用エアコンですが、どのような注意点、デメリットがあるのか4つにまとめました。

 

⒈取り外し、取り付けをする時はなるべく2人で作業しましょう!

 

⒉50Hz地域と60Hz地域では、冷房能力も、消費電力も異なります。

 

⒊窓の施錠は確実に!!

 

⒋手入れは定期的にしましょう!

 

もし窓用エアコンをご購入しようかなと思っておられる方はぜひこのコラムを参考にしてみて下さいね!!!

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