熱中症 原因と症状
2020年7月5日
8月は、本当に暑い日が続きますね。
夏バテなどされていませんか?
もう一時はこの暑さも続きそうなので、特に熱中症には十分ご注意ください!!
今日は熱中症の原因と症状についてです。
水分と塩分が不足する。
暑い日は、気温とともに体温も上昇するので、体は発汗によって体温を下げようとします。その汗には、水分だけでなく塩分も含まれているので、この両方が失われることで脱水症になってしまいます。
脱水症とは、水と電解質で構成される体液が汗で失われてしまい
その補給ができていない場合になってしまいます。
熱中症とは暑い時に起こる健康障害の総称です。体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。
熱射病とは熱中症のひとつ。脱水症がすすみ、体温を調節する働きが追いつかなくなることで40℃を超える高体温になり、脳の体温調節中枢機能が麻痺して起こります。意識障害やショック状態になることも。熱射病がもっとも危険で、死亡することもまれではありません。
熱中症は湿気の多い時期や曇りの日、日中だけでなく夜間、屋内でも起こる可能性があります。温度が高い、ムシムシする、日差しがきつい、風がない、急に暑くなったなど、体内の熱を体外にうまく放出できず体を冷やせない状況にあるときは、どんな時、どんな場所でも注意が必要になります。
こまめな水分補給をしましょう!!!
のどが渇かないから、汗をかいていないから大丈夫と思いがちですが、すでに体液が減少している場合もあります。いつもより尿の色が濃く、量が少ない場合はすでに体内の水分不足が起こっています。のどが渇く前からのこまめな水分、塩分補給が脱水症、熱中症予防には大切です。
熱中症の発生は、当日の水分、塩分不足だけではなく、数日前からの不足が原因で発生します。常日頃から水分と塩分の補給を心がけましょう。