エアコンの能力(消費電力)について

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2018年10月20日

およそ6畳用のエアコン冷房能力2.2kWであれば、定格運転状態の消費電力は440W程度。これは「定格電力」と呼ばれ、JISで定められた基準状態での消費電力と表示されてあります。

 

定格電力は、コンプレッサーが運転している状態での電力ですが、最大能力で運転している状態ではありません。外の温度が高く、室内の温度も高い状態であれば、インバーターによって出力を上げて運転するため、定格電力よりもたくさんの電力が使われます。

 

部屋が、設定温度まで調整された後であれば、インバーターによって能力を低下させ、運転が弱い運転に切り替わるため定格電力よりも消費電力も下がります。

 

エアコンの消費電力は外気温、室内温度、室外機の温度、フィルターの汚れ、冷媒配管の距離などたくさんの要素で変わるため、消費電力の計算は難しくなります。

 

エアコン能力の目安

  • 6畳 → 冷房能力2.2kW(消費電力 約440W)
  • 8畳 → 冷房能力2.5kW(消費電力 約500W)
  • 10畳 → 冷房能力2.8kW(消費電力 約560W)
  • 12畳 → 冷房能力3.6kW(消費電力 約720W)
  • 14畳 → 冷房能力4.0kW(消費電力 約800W)
  • 16畳 → 冷房能力5.2kW(消費電力 約1,040W)

 

 

とくに夏場の暑い時間帯には、多くのところでエアコンが運転されるため。エアコン消費電力のピークは、室内温度が高い状態や、外気温が高い状態で発生しやすい様です。

 

 

 

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