エアコン豆知識10

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2018年11月1日

冬の季節、エアコンで部屋を暖める際に、サーキュレーターや扇風機を併用して部屋の空気を循環させることで、夏の冷房電気代節約同様に暖房電気代を節約できるってご存知でしょうか?

 

『エアコン暖房の設定温度を十分な温度に設定しているのになぜか寒く感じる・・・』という経験は誰しもがあると思います。実は、冬場の部屋は、暖かい空気は部屋の上のほうに溜まりやすく、冷たい空気は部屋の下のほうに溜まってしまうんです!

 

なぜかエアコンの温度設定を十分暖かいはずの温度に設定しているのにちっとも暖かく感じない・・・実は、部屋の上のほうに設置されているエアコンの温度センサーが、エアコン周り(部屋上部)の温度を測っていることが原因なんです。

 

エアコンで部屋を暖め、部屋の上のほうに溜まった暖かい空気をサーキュレーターや扇風機で循環させてあげると、暖かい空気が下のほうへ降りてきます。そうすると、部屋の空気を循環させることで温度ムラがなくなり、循環させる前と同じエアコンの設定温度でも、暖かさを感じることができるようになります。

 

エアコン暖房・ヒーターと扇風機などを併用したほうが電気代がお得になるというけれど、それぞれを運転した時の電気代はどのくらい違うの?と気になる方もいるでしょう。エアコン暖房と扇風機・サーキュレーターの電気代は以下のようになります。

 

・エアコン(暖房)畳10畳の場合・・・2.8円〜53.5円/h

 

・サーキュレーターの場合・・・0.78円/h

 

・扇風機の場合・・・0.05円〜0.57円/h

 

もうおわかりですよね!結果、無駄にエアコンの設定温度を上げることもなくなり、電気代を節約できるということなんです。

 

ぜひ、試してみてくださいね!

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